危機救済センター
悲劇というものは、ある日突然、音も立てずに訪れる…そして、いとも簡単に、それまでの平穏や幸せを奪い去る。
正常な人間が大切にするもの、それは`命`
『命あっての物種』
『命の次に大事なもの』
このような表現は、正常な人間なら誰もが口にし、誰もが思うものだ。
しかし、人間にとってそれだけ大切な"命"を、ある日突然自ら絶ち、自ら捨てる者もいる。
どんな理由があろうとも、自殺という行為は許されるものではない。
『死んであの世に行けば楽になれる』と思うのは大間違いである。
自ら命を絶った者には、さらに苦しい世界しか待っていないのだから。